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動画革命

動画が最高のメディアである理由

人が学ぶのに最適な教材、それは動画です。人間はかつてから見ることによって、また聞くことによって多くを学んできました。言葉にするのが難しいことであっても、見よう見まねで習得してきたのです。人間は確かに論理的に思考をすることも出来ますが、それよりもはるかに、感覚的に直観するほうが得意です。Apple社の製品と日本のメーカーの製品を比較して見て下さい。私たちが好むのは直観的なインターフェースを備えたデバイスの方であり、分厚い説明書を読まなければ使えないような機械ではありません。

人類が文字を手に入れたのはここ最近の話です。文字を手に入れてから私たちの一部の中には文字信仰というのも生まれました。読解力というものを重視し、それが出来ない者は出来損ないと見なされたのです。これは確かに動画が存在しない世の中では重要な能力でした。しかし、それはある意味で特殊技能であり、人間にとって不自然な作業でもあります。文字というデジタルな情報を処理するよりも実世界というアナログな情報を処理することに私たちはどうやら長けているようです。考えてみれば当然ですが、言語を持つようになったのは生物の系譜の中でごく最近のことです。

読解力において重要な要素は、書かれていることから状況を頭の中に思い浮かべ、それを心的に操作することです。そしてまさにこのプロセスが非常に無意味であると言わざるを得ません。文章を読むとき、私たちは文字という視覚的情報から脳内の音声へと変換しています。はじめから音声として聞いていればこのプロセスは不要です。ここに第1の無駄が生じています。そして第2にその音声の心的イメージへの変換です。もちろんこれは聴いているだけの時と同じことではありますが、ここに動画という直接的なメディアを加えることによって理解のスピードが劇的に高まります。

本来、概念というものはイメージから生じます。私たちはそれをなんとか言語にしようと必死になっているだけです。それが意思疎通の上で障害になることが多々あります。わざわざ言語に加工しなくても、ロー(生)のまま提示すれば、難しい概念は伝わりやすくなります。どれだけ工夫を凝らしたわかりやすい説明の仕方(比喩など)をしたとしても、やはり動画には勝てません。

これは特に理解するのが非常に難しいとされている概念を理解する際に有用です。決して新聞記事や雑誌などのようにくだらない文章に対してではありません。自然科学の知やテクノロジーを理解する上では極めて有効となります。これは容易に想像していただけるでしょう。教科書を読んでもちんぷんかんぷんだった、あるいは自分で理解するのに長時間かかったという経験を思い出して下さい。紙の本を理解するには時間と労力を要します。

なぜ紙の本がなくならないのか

学習する際最も用いられる教材は、現状のところ紙の本がかなりの部分を占めています。これは古来より続く伝統に過ぎません。紀元前のいつだかに文字が発明され、15世紀にグーテンベルクによって活版印刷の技術が発明されてから、ずっと書籍が用いられてきました。それが現代になって映像と音声を作成することができるようになり、動画の時代が幕を開けました。それではなぜ本は未だに亡くなっていないのでしょうか。理由は簡単です。本は書くのが簡単なのです。

現代が動画の時代とはいえ、やはり動画を素人が作成するのは骨の折れる作業です。文字で済ませるという楽な道を選んでしまうのも不思議ではありません。実際、文章でなんとか伝わってしまうことも多いので不思議ではありませんが、学習者のことを考えて下さい。本は、著者よりも読者の方がはるかに多くいます。書物というものは発信者にとっては楽で受信者にとっては苦のメディアです。

EdTuderになろう!

去年、おととしはAIとBIがバズワードになりました。今年のバズワードはΓIになってほしいと期待しております。ΓIとは、Graphical Intuition(図的直観)の頭字語で、Α(アルファ)→B(ベータ)→Γ(ガンマ)と、一応アルファベット順になっています。これからは動画の時代です。今までのような低俗でつまらないYouTuberだけがYouTuberだけではありません。教育YouTuber(EdTuber)になって見ませんか?顔出し、機材不要で簡単に不労所得が得られます。以下がそのリンク、ではありません。説明です。

ここで教育とは初等・中等教育のことではなく、高等教育を含めた広い意味での学習です。人間の知の地平線は拡大をし続けています。それにもかかわらず現状では本や黒板に代表されるローテクな技術が教育において支配的です。もうこんなのはやめましょう。人間は受動的です。多くの人がテレビは何時間も見続けられるのに本は数分も読むことができません。YouTubeに関しても同じです。やはり、人は動画を好むようです。

教育プラットフォームとしてのブログでも書きましたが、少しずつでもコンテンツを増やしていけば良いのです。たいそうなプロジェクトを構想する必要は全くありません。それでウェブは豊かになっていきます。

それではどうやって収益を得るのでしょうか。インセンティブがなければ動画など作らないという人も多いでしょう。もちろん広告収入もありますが、それは微々たるものです。答えはクラウドファンディングです。クラウドファンディングとは、群衆による基金のことで、寄付のようなものです。ただ、寄付のように弱者救済、同情といったニュアンスはなく、あくまでお金を与える人の利己心によります。これは他のコンテンツには見られない教育コンテンツ特有の事象ですが、教育には寄付が集まりやすいという性質があります。感謝や発展のためでしょう。芸術家のように、優れた作品を作る者にはパトロンが現れます。優れた才能を生かしてほしいと願っているからです。

また、見返りを要求してお金を払わせることもできるでしょう。いついつまでに何円集まらなければ全コンテンツを非公開にします、集まったら公開します、といったことも可能でしょう。多額のお金を寄付してくれた人を表彰することを約束に ファンドレイズすることもできるでしょう。このように収益化の道は多数あります。

動画の作り方

顔出し、声出しは一切不要です。動画はアニメにします。After EffectsIllustratorを使うと良いです。音声は音声合成を使います。BGMも入れると良いでしょう。多くの動画が参考にできます。私のYouTubeチャンネルにもプレイリストがあります。参考にできるクリエイターはたくさんいます。以下がそのリストです。

  • Kurzgesagt
  • Life Noggin